Yu-ki Abe Photography - Blog

  2020.10.28Emperor forever  丸石エンペラー ツーリングコンダクター (Maruishi Emperor Touring Conductor)   1年前、自転車旅へ出ようと思い購入したEmperor。   丸丸石サイクルが生産する旅用の自転車 。昔ながらのWレバーでガチりと変速。 重量級で輪行用なのに重いし、それほどいいコンポを使っているわけでもない。 とにかく頑丈で壊れない。そして疲れない。 峠やヒルクライムだとヘトヘトになるだろうが 平地を走っていて疲れることは皆無だった。     ハンドルはSOMAのスパロー、ステムはNITTOのロングタイプ いかんせん腰が痛むので前傾姿勢のロードは選択肢から外れ リベンデルの自転車を参考にロングステムとスパローバーに交換した。   本当はドロップハンドルの方が良いのだろうけどセミドロップのほうが自分の手にあってる気がする。腰が痛むので下ハンドルを使うことは無いし、飛ばすこともない。  本所の泥除け、亀甲タイプ。   泥除けは本所の亀甲に交換した。 輪行時に取り外せるよう、後ろ側が分割できる。 なんといっても模様が美しい。 本所の亀甲は世界一綺麗な泥除けだと思っている。   クランクはトリプル。デフォルトのメーカーはアンデル、見た目は綺麗だがズッシリ重い。  トリプルクランクは不要と言われるが 12kgオーバーのエンペラーが峠を越えるには フロント34Tでは頼りない。堤防の上り坂などフロント28Tは意外と出番が多かった。 フロントディレイラーだけは真っ先に105に交換した。 リアはクラリスで十分だけど、フロントはコンポの性能差が圧倒的に違った。   自転車の師匠は東京から岐阜までを走る強者なので とりあえず長野まで走れるようにと乗りはじめた。 1年間乗り回したが都内の移動ばかりで輪行はしなかった。 我が家の自転車置場はすでに2台オールドラレーは組み立てる前に売ってしまったがコロンビアは自分で組み立てて乗ってみたかったので 旅に出ないエンペラーを手放すことにした。 乗ったのは僅かな間だったけれど それなりに思い入れは強い。 自転車屋さんに頼らずアレやコレやと弄った自転車で全く知らなかった自転車の師匠と知り合い、一緒に出掛けた自転車でもある。  池袋からの帰り道で若いおにーさんのクロスバイクにぶち抜かれ 近所の急坂では電動ママチャリの後塵を拝するランドナーだった。 それでも乗っていて姿勢が楽で 最初は合わなかったBROOKSのサドルが馴染んできた頃から 遠出するのが楽しみだった。 雪わいこさんの自転車愛がわかるような気がした瞬間だろうか。  一度も転ぶこと無く、パンクも皆無だったエンペラー。 台風あとの荒川でもへこたれること無く 持ち前のタフさだけが頼りだった相棒。 丸石がいつまでエンペラーを作るか分からないけど 最初の旅自転車でこれ以上の入り口は無いのではないか。ありがとう、エンペラー。 皇帝シールは外してしまったが。。永遠に。   前の記事へ             新しい記事
  

Abeの日記帳

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